運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
150件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2016-05-19 第190回国会 参議院 法務委員会 第14号

かつて、警察検察による弁護人接見妨害が極めて著しく行われてきた時代に、昭和六十二年のことですが、日弁連が、捜査弁護権に関する決議というのを上げたことがあります。弁護権は、不安動揺の最中にある被疑者に対して、法律専門家として援助の手を差し伸べ、その黙秘権保護し、適正手続監視を通じて誤った自白による誤起訴及び誤判を未然に防止することに任務がある。

仁比聡平

2016-04-28 第190回国会 参議院 法務委員会 第11号

本日は、当委員会ではこれまで取調べの録音、録画、それから合意制度通信傍受等が議論されてきたと承知しておりますので、それ以外の弁護権の拡充、証拠開示被害者証人等保護などについて賛成の立場から意見を申し上げたいと思っております。  お手元にA4一枚で項目だけ挙げたものを御用意いたしました。その意味では、一番と六番、七番、時間の都合によって八番に触れるということにいたしたいと思います。  

小木曽綾

2016-04-26 第190回国会 参議院 法務委員会 第10号

参考人西村幸三君) 冤罪防止という観点で私が一番大切なのは、弁護権保障をいかに充実させるかと考えております。  今回の改正で、弁護人による援助充実化ということで、被疑者国選弁護制度対象事件が拡大されました。勾留された全事件に拡大するというふうに拡大されております。これは大変大きなことで、重大事件でなくても勾留された全事件に対して拡大されるようになった。

西村幸三

2011-05-18 第177回国会 衆議院 法務委員会 第12号

訴訟手続の中で、その具体的、実質的役割を果たすのは、弁護権にほかなりません。  これらのことから、現在抱えているさまざまな問題について一定の結論を導き出すことができます。  これまでは、自白信用性判断をいかに厳密に行うかという、事実認定適正化による裁判所のチェックに重点が置かれてまいりました。これが精密司法というものであります。

石田省三郎

2011-05-18 第177回国会 衆議院 法務委員会 第12号

しかも、我が国では、弁護権の実質的な保障が遅々として進まない一方で、平沢先生専門家ですからよく御存じだと思いますけれども、捜査の手段というのは格段に向上していると思うんですね。つい最近、監視カメラによって犯人が検挙された、非常に高等な技術あるいは優秀な技術犯人が検挙された事案があります。また、既に平成十一年には盗聴法が制定をされて、ある一定役割を果たしております。

石田省三郎

2010-10-26 第176回国会 参議院 法務委員会 第3号

政府参考人西川克行君) お尋ねは、犯人ではない方が有罪判決を受けないようにするための制度を確認するという御趣旨であるというふうに思われますが、まず、そのような制度として、我が国において、判決が確定前につきましては、例えば身柄拘束さらにそれらの捜索等令状主義が取られていることや、厳格な証拠法則が採用されていること、それから三審制保障されていること、弁護権保障がなされていることなど、慎重な手続

西川克行

2009-05-28 第171回国会 参議院 経済産業委員会 第14号

次に、審査段階での適正手続なんですが、先ほども申し上げましたように、このように執行、あるいは実体法上、手続法執行が強化されているということについては、十分な弁護権が必要だと考えております。特に、独占禁止法違反というのは、例えば国際カルテルがあった場合に、アメリカ、EU、日本というような形で一斉に捜査が始まると。

渡邉新矢

2009-05-28 第171回国会 参議院 経済産業委員会 第14号

これはまさに憲法保障する適正手続であり、弁護権保障だと。そういう観点から、弁護権保障、つまり弁護士秘匿特権にしろあるいは立会い権にしろ、あるいは最終的には、法律判断というのは裁判所がすべて専権するわけですから、これは憲法上の建前ですから、最終的には裁判所法律判断をすると、こういう建前をきちっと守るべきだろうということを申し上げていることです。  

渡邉新矢

2009-04-23 第171回国会 参議院 法務委員会 第10号

確かに、最近の最高裁判決等を見ますと、例えば捜査官捜査メモ開示請求対象にしていいんだと、こういう判断もなされてはおりますが、しかし、それでもどういう証拠検察官手元にあるのかが分からなければ開示請求すらできない、こういうことになっているわけでありまして、我々とすれば、証拠リスト開示というものは弁護側にとってのある意味では弁護権を自主的に果たすための少なくとも最低限の権利ではないかと、このように

松野信夫

2009-04-03 第171回国会 衆議院 法務委員会 第4号

公判前の整理の手続でそこのところこそ詰めてやっておかないと、ただでさえこれは拙速裁判になる可能性があるなというふうに、非難を受けない裁判期間といいましょうか時間を実現するためには、この開示の問題と次の次に申し上げる保釈の問題を解決しておかないと、弁護権、防御権を全うすることはできないと思いますので、これは裁判所でまた争われることになるのかもわかりませんが、この問題が絶えず絶えず裁判所で蒸し返して争われるというようなことは

仙谷由人

2008-11-13 第170回国会 参議院 法務委員会 第2号

しかし、これがある意味でくせ者でありまして、それは確かに効率的な裁判をするという点ではいいかもしらぬけれども、しかし、そのことによって憲法保障している被告人人権、まあ防御権ですね、あるいは弁護権これは憲法が具体的に保障したものだと、それがいささかなりとも後退させられるなどということになりますと、私としては断固としてやっぱり承服できないと。

近藤正道

2008-04-08 第169回国会 参議院 法務委員会 第6号

例えば、二〇〇七年五月の国連拷問禁止委員会最終見解で、法律改正して捜査拘禁を完全に分離すること、国際基準に適合するよう警察拘禁期間の上限を設定すること、逮捕直後からの弁護権弁護人取調べ立会いや起訴後の警察保有記録のアクセスを確保し、かつ十分な医療を保障すること、留置施設視察委員会には弁護士会の推薦する弁護士を任命することにより、警察拘禁に対する外部監査機関独立性保障することなどなど求められているんですが

今野東

2007-11-29 第168回国会 参議院 法務委員会 第5号

仁比聡平君 法と正義の実現というその司法作用は具体的には生身の人間によって担われているわけでございまして、その身分保障が求められるということは当然のことであって、私、本改正については賛成をもちろんさせていただくわけですけれども、関連しまして、当事者主義刑事訴訟の下で、被疑者被告人弁護権保障の担い手である弁護人国選報酬についてお尋ねをしたいと思っております。  

仁比聡平

2007-11-29 第168回国会 参議院 法務委員会 第5号

仁比聡平君 今お話しいただきましたように、昭和二十三年に新刑訴の下で国選弁護制度というのが弁護権保障のためにつくられて、その当時に、個々の裁判体報酬は最後決めるんだけれども、何の基準がないのも困るので最高裁が通達を出されているということだと思うんですね。その金額が千二百円ということになっているんだけれども、それがどういう考え方で千二百円になったのかというのが分からないということなんですよ。

仁比聡平

2007-11-29 第168回国会 参議院 法務委員会 第5号

その根本には、この国選弁護報酬の問題の根本には、今の国選弁護報酬の水準では、被疑者被告人弁護権保障、これが十分とは言えないんだというその認識を持つべきだと思うんですね。  志布志事件がこの間ずっと私も取り上げてきましたけれども、志布志という鹿児島県の大隅のその町にあるその警察署ですね、ここに今回の被害者の、当時被疑者として拘束をされた、勾留をされたという方がいらっしゃるわけです、もちろん。

仁比聡平

2006-11-07 第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号

直前でもあると、何らかの政治的な背景があったんではないかと、こういうことも言われておりますが、旧ユーゴ戦犯国際法廷判事をやられた多谷千香子教授は、これは国際法廷ではなくて国内法廷であったという問題がある、あるいは判事政府が、イラク政府が任命したということで独立性が保たれたのかということ、あるいは一年という短期間で審理が十分尽くされたのかと、あるいはフセイン側弁護人三人が殺害されたということで弁護権

高野博師